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JCBA近畿共同企画番組「おかあさん」 受賞作文の発表!

5月11日母の日に放送されたJCBA近畿共同企画番組「おかあさん」のJCBA近畿での審査が行なわれ、各局の最優秀賞作品の中から、次の作品がみごと受賞されました。

<審査の講評>

力作揃いで審査は苦労した。特に子供と大人の作文を同一審査ということで、審査のポイントを何処に置くかは迷うところ。
中で、最優秀賞を受賞したFM”GENKI”からの作品は、母への感謝の気持ちを抽象的に表現するのではなく、具体的な事例も織り込んで全体としてのインパクトが強い作品になっている。優秀賞のFMいかるからの作品は、いかにも小学生らしい素朴な表現・文章構成で、それでいて亡くなったお母さんへの想いが際立つ作品。FM宝塚からの作品は、“至らぬ妻でございました”という一言が秀逸。情景が目に浮かび感動を呼ぶ。

 

<最優秀賞>  FM”GENKI”からエントリーされた作品 ラジオネーム:わか  さん

私は、目に障害を持って生まれてきた。
幼い頃 、二度の手術を行ったがそれでも治らず、
その障害を見てすぐに分かる外見上のものだったので、
人が言った何気ない言葉に子供の時から傷ついていた。

ある時、自分の中で押さえていたものがパンクしてしまい、
思わず母に泣きながら叫んでいた。
「なんでまともな姿で産んでくれへんかったん!。」
いつもは太陽のように明るくて、決して泣かない母も
同じように泣いていた・・・。

数年後、私は淡路島で震度7を経験した。
両親に会えたのは三日後で、両手にはポリタンクいっぱいの水。
肩に食い込むリュックには、母が握った何十個ものおにぎり。
もちろん私の分だけではない。
私の母は、そんな母。

お母さん、あの時はあんなひどいことを言って本当にごめんなさい。
私は、お母さんの娘として生まれてきて、本当に良かったと思っている。
どんな姿でも、産んでくれてありがとう。

 

<優秀賞>  FMいかる からエントリーされた作品 上原じゅん子 さん

「だいすきなおかあさん」

言いたいなお母さんに。

お母さんのすきなところは、やさしいところです。
トランプをしてくれてありがとう。
りょうりをしてくれてありがとう。
べんきょうを教えてくれてありがとう。
絵の書き方を教えてくれてありがとう。
いろいろ遊び方を教えてくれてありがとう。
計算とひっ算を教えてくれてありがとう。

言いたいなお母さんに。

お母さんに、にているところは、目です。

にていないところは、顔と足です。
わたしがおかあさんがなくなった年の48才になるとにてくるかな。

だいすきなおかあさんです。

 

<優秀賞>  FM宝塚 からエントリーされた作品 ラジオネーム:さわ すなを さん 

私は母を思い出すとき、いろいろな光景と共に、

穏やかな優しい笑顔が浮かびます。
昨年亡くなりましたが、97歳という大往生でした。
父も96歳まで生き、草花や料理が大好きな家庭的な母に、
父はいつも感謝していました。

昔の人にしては、お洒落でモダンさもあり、
たくさんの思い出と共に、会話の中で女性としての
生き方を教えていたように思います。

母を語るとき、忘れられない一場面があります。

十年前、父との別れがありました。

その日、すでに車椅子だった母は、ゆっくり近づき、
深々と頭を下げ、しばらく父を見つめていました。
そして姿勢をただし、凛とした声で、
”至らぬ妻でございました” と両手を合わせました。
思いがけない言葉に、映画のワンシーンを見ているようで、涙があふれました。

まさに激動の長い人生を、共に生き抜いたからこそ言えた、

母らしい言葉ではないかと思っています。

今日は母の日です。  また優しい笑顔を思い出しました。

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